「そうだったのか。じゃぁ今言うしかないか」


え、なんか気になるけど嫌な予感。


「結愛、結愛には華風学園に転校してもらう」



うん、分かった!華風学園ね。
って…

『えぇーーーーー!』



「結愛?朝からそんな大声出さないの、ご近所に迷惑でしょ!?」


いやいや…。



『だって、華風学園ってもと男子校の不良ばっかの不良校だよ!?』


「ええ、そうよ」


そうよ。じゃないよお母さん…



「結愛、仕方がないだろう!?入学許可が出た高校が他になかったんだから」


『だからって不良校じゃなくても…』


「しょうがないでしょ!?退学になった理由聞かれたら正しいこと言わなきゃならないんだから」


あちゃー。
それはだめだな。