ひと塊(くれ)の土に涎(よだれ)し 泣く母の肖顔(にがほ)つくりぬ かなしくもあるか 夫(つま)亡くし 独り暮らしを望む母 土と遊びつ花に語らう (一郎)'04.1.15 ひとくれの土なき所 すき間さえあれば根付いて 芽を出す草よ (一郎)'06.9.6 団塊の世代は 定年を迎え老後の生活に 定職を持つことのなかった私は なんの人生設計もなく無年金者 自業自得と己を笑う [ 一郎 ] '08.4.26