番長様の言うことは絶対!?

そう思い真紀をお姫様抱っこすると、俺は屋上から出た。



(それにしても軽いな………)



門の前で抱きしめた時にも思ったが、真紀は凄く華奢だ。



こんな小さな体に番長という重荷を背負わせてしまったと思うと、今更ながら少し後悔する。



「響先輩!」



声をかけられ振り返ると、敬二が目を丸くして俺の方を見ていた。



「久しぶりだな敬二。身長も伸びて良い男になったんじゃねえか?」



「ありがとうございます!…………じゃなくて、真紀が気を失っているってことは……。」