―――ギュッ! 「え……………」 響の腕の中にスッポリと入った私は強く抱きしめられた。 「でも、悪かったな。お前は番長になってから弱みを見せず、苦しい思いをして、ずっと1人で頑張っていたんだな。」 「…………っ。」 「お前は俺が戻って来るまで、西高を守ってくれた。よく、頑張ったな。」 本当はずっと心の何処かで誰かに助けを求めていた。