「顔が青くなったり赤くなったり忙しい奴だな。」



「うるさい!」



私が睨むと響はニヤリと笑った。



「さて、番長になったし俺の言うことは絶対だから。早速命令でもするかな。」



「なっ!!!」



腹を殴られさっきまで気を失っていた私に何をさせるのかと身構えると響の指が私の唇をなぞってきた。