「うっ……………」



「やっと目を覚ましたか。」



「ここは?」



「保健室だ。すぐに目を覚ますと思ったんだが、目を覚まさなかったからな。お姫様抱っこで連れてきた。」



「そうか………………はっ?お姫様抱っこ!?」



目を覚ましたばかりであまり働かない脳を無理やり働かせると、私は一気に顔を青ざめた。