そしてバチッと目があった。



その瞬間、電流が体中に走った気がした。



漆黒の瞳に飲み込まれそうになった。



「電話、したのお前?」


低く、それでいて心地いい声色。


「・・・・・・ええ。連れてかえってもらえる?ここで寝てもらってては困るの」


そう言うとその男はぐるりと周りを見渡した。


そして、


「わかった。虎、銀、風間つれてけ」

「「はいはーい」」

「貴弘、」

「わかりましたよ、柚」


銀と虎と呼ばれた男二人、基双子はカザマを連れて行き、柚と呼ばれた総長とタカヒロと言う男は帰っていった。


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