「声も髪も瞳の色も口調も何もかも違うはずなのに、どうしても似てるって思うのは、何故なんでしょうね・・・・」 「あげは・・・・・」 皆思いつめたように俯く。 あげは・・・・なあお前は何所にいるんだ?こんなにも会いたいと思ったのは初めてだ。 俺はお前が好きだ・・・・・・・ そうやっと自覚したのにお前はもういない。 ハッ・・・・・これも今までの報いか。 「奏、入りますよ」 「・・・・あぁ」 いつの間にか修司の病室に着いていた。奈留はもう入っているみたいだ。