「当たり。 あげはが蝶龍に戻る限り 俺は何度でも繰り返す お前を手に入れるために どんな犠牲を払おうと、な」 「それが、身内だろうと」と紫苑は続けた。 「・・・・私はお前のモノにはならない。必ず阻止する。誰も犠牲にはさせない」 目の前に居るであろう紫苑を睨みつける。 部屋は暗いまま 「させない。 今の紅蓮、お前を疑ってる。 お前が地獄姫じゃないかって」 へぇ・・・・・・そう。 ただそれだけだった