「あー」 後ろからさっきの声がして振り返る 「俺、2年の南遥人」 「はぁ……」 「よろしく」 そう言って彼は去っていった フッと笑った顔に 不覚にもカッコイイと思ってしまった いけない、いけない 騙されちゃだめ でも…あたしの胸がドキッとしたのは 何で………? てか 南遥人って… 微妙に聞いたことあるような… 「詩織すごいよ!///」 「何が?」 隣の華音は未だに興奮してた