はぁっ…ッ……


ちょっ……、先輩走りすぎっ…




「先輩…!?」


「いいから」





先輩はいいからって


何も教えてくれない。


家と反対方向なんだけど…


何かあったかな?







そして、着いた先は


普通の公園だった。


……この公園、知らない…





「あーっ走った!」





先輩はあたしを見て


ニコッと笑った


それにあたしがドキドキしたのは


言うまでもない