24時間プロデュース【完】





「あたしが話し掛けなくなったら完全に会話が無くなっちゃって。

もう赤の他人の同居生活状態みたいな感じで。

気持ち悪くて、でもあたしが家に帰らなくなったらおしまいな気がして
遅くなっても家には帰ってたんだけど」



「…だからあんな顔してたのか」



「…多分ね。

でも家に帰らなかったのは今回が初めてだったから。

本当にバカだよね、あたしちょっとは期待してたんだ。

“もしかしたら”って。

今頃二人、滅多にしない会話を二言三言して
メールだけでもって一通位送ってくれるんじゃ無いかって…」


「いちる、」



「やっぱ無理なのかな。
あたしじゃダメなのかな。

それともあたしが自分達に関わる危険な状態に遭ってたら“興味”持ってくれるのかな…」