このケータイ小説を読むときにまず頭の中に浮かぶのは“祐希”。



先を歩く祐希を見て、更に頬が熱くなる。




私は……コイツが好きなんだろうか。





―杏理ちゃん!こっちこっちぃ〜!―


―待ってよ、祐希くんっ!―


幼い頃からずっと一緒にいたコイツに。




私は恋をしてしまったのだろうか。