「二次会、準備大変だったんじゃない?よろしくね」
ゆかりは、私の腕を掴んで、キラキラした瞳を向けた。
本当に綺麗・・・・・・
「任せて!!先生の司会、楽しみにしててね」
二次会は、私と先生が中心になって準備したんだ。
龍と依子、隆介君と美亜ちゃんにも手伝ってもらう。
「お母さんへの手紙、頑張って読むんだよ~!」
「だめだめ。もう書きながら号泣したもん」
「だよね・・・・・・私も泣いた泣いた!」
お母さんへの手紙を書いている時から、涙が止まらなくて。
大好きなお母さんの声、温かい手、優しい笑顔を思い出して・・・・・・
小さい頃からの山ほどの思い出が溢れてきた。