戸村がまたノートを開く。






「そうそう言い忘れてたけど、お願いがあるの。文化祭のラブラブカップルのコーナーに先生の友達とか連れて来て欲しいの!先生の友達だったらかっこいい人多いと思うんだ~!先生の友達カップルにも出場して欲しいの。こういうのやると、たいがいたいしたことないカップルが出てくるんだもん。だから、めちゃめちゃイケメンを連れて来て欲しいの」






真っ先に浮かんだのは、隆介だった。




「いるよね?」




「まぁ、いると言えばいる。というか、いっぱいいるかな」





次に浮かんだのは、たっくん。



それに、龍・・・・・・



あとは・・・・・・

あ、要君。


でも、アイツ彼女できたのかな。



慎司もチョイ悪系イケメンだな。


タカも癒し系イケメン。


それなら、翼先生だって結構イケメンか。




俺の周り、かっこいいヤツ多いんだな。






「いっぱいいるの?嬉しい!みんな誘って、文化祭盛り上げるの手伝ってよ」





「おう!宮崎と戸村のお願いなら、俺も気合入れて頑張るよ。最高の文化祭にしような」







わくわくしてきた。




いつも俺は体育祭の実行委員だったから文化祭よりも体育祭に力を入れていた。




でも、今年の文化祭は俺も一肌脱ぐか。






~先生目線END~