「あのさ、泣いてるところ悪ぃんだけどそろそろ会社行かねぇと…」 時計を見るともう家を出る時間だった 「あ、ホントだ、私も家出ないと」 ぱっと海斗から離れて涙を拭いた 「会社行くのか?」 「行くよー?なんで?」 「いや、行っても平気なのかと思って」 「平気だよ!」 たぶん… 「あんまり無理すんなよ、」 「うん。大丈夫!じゃあね」 一緒にマンションを出て 海斗は六本木にある大きな会社へ 私はマンションから歩いてすぐの小さな会社へ…それぞれ仕事先に向かった