う~~~~!!!


いつもいつもバカにして!!



「そのまま死ぬまで笑ってればいい!!」



笑い転げている海斗の横を通り過ぎて



─カチャ




玄関のドアを開けると




─バンッ!



後ろから右手が伸びてきてドアを閉められた



「何すんのよ!!!」



振り向くと



「わっ!」



すぐ近くに海斗の顔があった



「お前さ、」



そう言いながら私を玄関と海斗の腕の間に閉じ込め



「忘れてる」



顎を掴まれた