ゆっくりと目を開けると そこは見覚えのない場所だった カーテンで仕切られた真っ白な空間 ここは病院…? しばらく天井を見つめていると 「あら、良かった。目が覚めた?」 看護婦さんがカーテンの隙間から顔を出した 「ケホッ…はぃ、」 掠れた声で返事をすると 私の腕に繋がった点滴を確認しながら 「昨日のこと覚えてるー?」 ………昨日のこと? 「覚えて、ない……です、」 誰が病院に連れてきてくれたんだろ…?