小走りでロッカールームへと向かうと


「はいはい!ストッープ!サンタちゃん♡」




「きゃあ」



横から伸びてきた手に引っ張られて



「飲もうー!」



「あの、ちょっと…」



見事に男の子に掴まってしまった




馴れ馴れしく肩に腕を回されてテーブルまで連れて行かれ



「サンタちゃんの分ね♡」



ジョッキに入ったビールをドカンッと目の前に置かれた





お、美味しそう…




サンタなら無料なんだし…一杯だけなら




そう思ってビールを一気飲みした