痛みを耐えながら着替えると、
リビングに行った。


制服に着替え終わった郁斗はあたしを見ると
テーブルに焼いたパンを置くと一緒に鍵も置いた。


「今から行くから」


「閉めとくの??」


「うん。じゃ」


そう言うとすぐに出ていった。


渡されるのはいいけど…
いつ返せばいいわけ??


てか…なんでお姉ちゃんは
家を知ってたんだろ。