〔柚衣side〕 「何??急に」 なんだか、遥は緊張してる感じ。 郁斗はあたし達を見て、 自分の席で読書してる。 その隣に、圭介がいて、 女子たちの対処をしてる感じ。 視線を遥に戻すと、 照れたように小さく言った。 「あたし…圭介が好き」 「え…??」 「それだけっ!!」 「…いつから??」 「ずっと前から。 だけど言いづらかったの」