全く。何であたしが...。 文句を言いながらも、仕方なく運ぶ。 どうせ、あの空気の中にはいづらいし。 図書室と書かれたプレート。 ドアノブを肘で下にして、体でドアを押す。 ――――ギィ... 古い音が鳴る。 カウンターを目指そうと、前へ進む。 ...あれ? さっきまで、ずっしりと両手にかかっていた重さが少し軽くなる。 不思議に思いながら、視線を上へとあげる。