卒業に近くなってくると、午前中まで授業で午後からは 毎年楽しみにしているイベントについて。 午後になった今は、実行委員の子が教壇に立っている。 「えーっと。今回の卒業イベントは、男女二人一組でペアを作って宝探し的な?」 ゴールドの髪を揺らしながら首を傾げている女の子。 『的な?』って、こっちに聞かれても困るっつーの。 男女二人一組ねー...。 女の子に向けていた視線を、椎へと向ける。