「えっ?!」 私も家政婦さんも突然だったから、驚いている。 「こいつ、今日のパーティで1番可愛い子にして」 あたしの背後でそう呟いた。 「えぇっ??! ちょっと、椎?!」 椎の方を向いて断る暇もなくて、ガッチリと両脇を掴まれた。 両サイドを見ると、ニコニコと微笑む家政婦さん。 「「はいっ。かしこまりました~」」 すっごく楽しそうな声で、あたしは連れ去られた。 「しーーーいーーーっ」 連れて行かれるときに、後ろを見ると椎が笑顔で手を振っていた。