「流星は仕事が片付き次第 来ますから、今しばらくお待ち下さい。
ごゆっくりお寛ぎ下さいね」


広い応接間に私ひとり・・・。


10分・・・。
20分経過・・・。

どうしよう?
物凄く忙しいんじゃ・・・?

食事なら別に今日じゃなくてもいいんだし、帰るって言おうかな?
でも、どこに言いに行けばいいんだろう??

一人であれこれ悩んでいると・・・

「瑠璃ちゃん、ごめん! 
随分待たせちゃったね?」

息せき切って、流星さんが飛び込んで来た。