「着いた、ここだよ」

美味しいフレンチが手軽に味わえるビストロ…そんな風に流星さんは言ってたけど?

一歩、お店に入ると、とても賑わっていた。


「ミカ――、こっちこっち――っ!」


仕切られたテーブル席から立ち上がって手を振るリカさん。
その隣には・・・



ええ――っ!?
か、柏木さん!?


ビックリして流星さんを見上げると、ニコニコ笑ってる。


はぁ~、騙された。
ってか、別に流星さんが騙した訳じゃないけれど。


「ヤッター、ドッキリ大成功♪」

タッタラ~って鼻唄まじりに口ずさむ流星さんに再度驚く。


流星さんって、お茶目過ぎ!!