俺がキスをしたことに、鈴乃は驚いた顔をした。(当たり前か) 何度も何度も角度を変えるキスに、鈴乃は最初は抵抗していたが、そのうち抵抗しなくなった。 「…っん…ぁ…」 たまに鈴乃の口から漏れる声に、俺はまた止まらなくなってしまう。 鈴乃の背中は後ろの壁につけて、手は掴んだまま。 長い長いキスを、俺たちは続けていた。