――… と、いう訳で、私は神崎翔の【裏】を知ってしまった。 別に知りたく無かったよ…。 あと、こいつはあれから本当に生徒会長になりやがった。 「なぁ、鈴乃」 「何」 私が1年前の過去を思い出しため息をついていると、急に神崎翔が少し真剣な顔をして私を呼んだ。 何かと思い返事をすると、その答えは全然真剣になるような…質問ではなかった。