あーあ、行っちゃった。 「じゃ、行こうか」 「あ…、はい」 しゃーない、行くか。 どうせ、雑用か何かでしょ。私も学級委員だし、あっちも学級委員らしいし。 そう思って前を歩く神崎翔について行ったのだった。