踏切に着くと、ラッキーな事に開いていた。 急いで渡ってちょっと走ると、光輝の言った通り、右に道があった。 そこを曲がると、少し先に、暗くてよく見えないが大きな倉庫のようなものが見える。 あれが、多分光輝の言ってた倉庫だな。 目を凝らして、よくよく見てみると、薄っすらと明かりが見えた。 …明かりが点いてるって事は… ――人がいるってことだ。