「ふー…」 鈴乃と別れた俺は、走って少し荒れた息を、深呼吸をして整える。 …今日の鈴乃、何か元気なかった…つか、ぼーっとしてた。 途中から、ずっと無言だったし。 ま、平気って言ってたから…大丈夫だとは思うけど。