俺様王子のお気に入り






「よし、わかった」





ぽん、と。





翔は私の頭に手を乗せて呟いた。





「何が?」




翔の言った言葉の意味がわからなかった私は、背の高い翔を見上げて問いかける。



すると、翔は、にっこりとあまり私の前では見せない王子様スマイルを見せた。



何か、企んでそー…




「俺が、家までボディーガードしてやる」