僕はピエロ



「ママ!!」
「キャロル!」


2人とも涙を流して抱きあった。


「ママ…ボク「ごめんね。分かってる
さっき教えてもらったの」


「コレ、ママに、」


キャロルと呼ばれた子供は
薔薇をママに渡した。


「薔薇…私の好きな花…
どうしてこれを?」


「あそこに居るピエロがね…」


キャロルはピエロが居る方を
指さした。