僕の想像力デは唯一補えなカった、僕の想像の中でオモチャにされてイる君の、泣き叫ぶ、顔。

マルミちゃんノおかげで、いい泣き顔が撮れたヨ。


PS 刺激が足りなクなってキた。だから君モいつか、マルミの様ニ…*



…鬼の様な形相で、その写真を見つめる、心。
恐らく、何かの卑猥な写真雑誌の女性の顔の部分に、あのマルミ殺しの騒ぎの時、飼育小屋で隠し撮りされた泣きじゃくる自分の顔を、コラージュ(貼り付ける)してプリントされた物らしい。

「女の敵…」

心はボソッとだが、重々しい口調で言った。
圭子は、こんなに激しく憤りをおぼえる心を見た事が無かったので、その場でそのまま固まってしまった。

そんな圭子に向かって、心は言った。

「…さっきあんた、妙な事、言ったわよね。

『見ちゃあだめ』…って。

それってつまり、中に何が入っているかが解っていた、って事…よね。」

「…」

「まさかあんた…」