噂はすぐ流れた

俺たちが仲良くしているところを誰かがみていた

そうして実郷さんへのいじめは始まった

俺は何回も助けていた 

だけど

実郷さんは俺にだまって呼び出されたところにいってしまった

次の日実郷さんの親から呼び出された

「君!!娘と付き合ってるらしいな!!!」

晴樹「え あはい」

「付き合うことは構わないけど何で実郷があんな風になって帰ってくるんだ!!」

実郷「お父さんやめて!!!恋塚さんは悪くないの!!!」


「でもこいつのせいで!!!」

あぁ・・・俺は実郷さんを傷つけたのか・・・?

晴樹「すいませんでした。俺の不注意で実郷さんを傷つけて・・・このお詫びは・・・」

「娘と別れてくれないか?」

晴樹「え・・・?」

実郷「え・・・?」

おれと実郷さんの声が重なった

「実郷 お父さんの実家に帰るぞ」

実郷「いやよ!!」

「わがままをいうな!!!」

実郷「いやぁ!!恋塚さんと離れたくない!!」

晴樹「実郷さん!!!」

実郷さんは父親にひっぱられて帰っていった

実郷さんの母親は何も言わず俺を見ていた

「恋塚くんだったわよね」

晴樹「あ・・・はい 本日の件に関してなんてお詫びすればいいのか・・・」

「実郷を愛してくれてありがとうね」

そういって実郷さんの母親は帰って行った

それから俺は実郷さんと会っていない

どれだけ俺に実郷さんが必要なのか

どれだけ俺の中で実郷さんが大きな存在だか

俺は分かっていても気持ちをセーブできなくて

女に走った

ナンパしてきた女なら迷わず手を出す

実郷さんの気持ちをわすれようとして

でも未だに忘れられない

だから俺は女を愛せない

愛せないけど女を抱く