予鈴が鳴る音が聞こえた でも、私の涙は止まらなくて 「心菜、午後…サボっちゃお」 「…ん」 私のせいで、菊香をサボらせてしまった けど… 「ごめんね…ありがとう」 「いいんだよ?親友だもん」 菊香は笑ってくれた 私は、本当に素敵な親友と巡り会えたと思う 「心菜のお家行ってもい?全部、ぜーんぶ吐き出しなさい?全部聞くから」 「うん…!」 ありがとう…菊香 こんな私の側に居てくれて 私は凄く幸せ者だね