何、これ。
ようやく自分が泣いている事に気がついた。
明菜の顔を思い浮かべる。
笑ってる。明菜はいつも笑顔だった。
私が元気のない時は笑かしてくれる。
私の我が儘にも付き合ってくれる。
お姉さんみたいな存在。
だけど本当は傷つきやすい。
私にとって必要不可欠な存在。
隣りにいて当たり前。
当たり前のことが当たり前じゃなくなるのって
こんなに辛くてこんなに苦しくて
こんなに悲しいんだね…
命ってどうしてこんなに儚いんだろう。
人の終わりってこんなに
あっけないの?!
明菜、まだ14歳だよ?
これから恋だってするし、
勉強して、高校だって行く。
ずっとずっと一緒だって思ってたのに。
神様はどうして明菜を連れて行ったの?
家に帰ってから、私は涙が枯れるまで泣いた。

