うそ…だよね?!
HRが終わっても、教室は静まりかえっていた。
そしてみんなが
私の席の周りに集まった。
私が一番明菜と仲が良かったからだ。
「鈴音…」
「明菜が死ぬわけない」
「鈴音!」
「うそだよね?うそって言ってよ!ねぇ!違うでしょ?!」
「鈴音!!」
沙良が私の肩をつかんだ。
「しっかりして、鈴音。明菜は死んだの。もう…いないの」
そう言いながら、沙良は泣いていた。
私はうつむいていた顔を上げた。
机は涙でべちょべちょになっていた。
冷たいものが頬をつたる。
何度も何度も。
ふいてもふいてもこぼれ落ちる。

