周りの雰囲気はいつも以上に緊迫していた… 強いんだろうな… こうもなれば幹部以上だろう 蓮香『俺…』 と小さくつぶやく 静まり返った教室では小さな声でも十分に響いた するとドアにもたれていた男はこっちに近づいてきた 「ふーん…」 と小さな声を漏らしながらあたしを品定めするかのように、じろじろと見てきた そのたびに男の赤髪がチラチラと動く 目を合わそうにも動くので合わせられないため、あたしはずっと黒板の方向を眺めていた