ずっと考え事をしていたからだろうか? 目の前にいる晃佑をチラチラとこっちを見てくる 許しを待っているのだろう、があたしは何も怒っていない あたしは土下座をしている晃佑を見て、“顔を上げろ”とも言わない ここから離れるためには歩きじゃ無理だ あたしはそう確信した瞬間… 地面を蹴って、走り出した 晃佑「あーー!!!!」 と後ろから聞こえてくる叫び声を無視しながら ついでにバタッと何かの倒れる音と、 “足、し、びれた…” という声も聞こえたような気がした