声だけ聞いたら、葵くんはさっきみたいに笑ってる


なのに、葵くんの目は冷めきっていた




その目が「もう戻らない」そう言ってるように聞こえた






「目はしゃべらないけどな☆」






親指を立ててウインク混じりにそう言うと、口を押さえられた


「…残念だったな、お前は戻ってくると思ってたのに」

「期待通りに行かなくてすみませんね~」

「葵くん、謝るときはもっとこう…うぐっ!!?」


葵くんはさらに強く、あたしの口を押さえた



…ちょっと待て!!


葵くん口、口だけじゃなくて鼻も押さえてる!!!



あたしのお鼻がつぶれちゃう!!!