それから、藍沢が宿題を終えて
花菜と話始めた。

「‥はぁ。」

さっきから視線を感じる。
女も男も両方‥

「雷哉‥早く終わらせろ。」

隣にいる雷哉にコソッと
話しかけた。

「何か、視線感じてると
疲れるんだよ。」

「ねぇねぇ、あの人
めっちゃイケメンじゃない?」

「本当だぁ〜あたし、好みなんだけど!!」

女の声は集中出来ねぇし‥

「あそこにいる子、可愛くね?」

「あぁ〜守ってあげたいタイプだな。」

男の声は‥‥‥イラつく。

「後、少し‥
あー!!終わった♪」

「じゃあ‥帰るか。」

「空哉、何言ってんだよ!!」