冷たい君の裏側に


「好き」


知ってんだよ。



「好き」



わかってるよ。



「柊は…嫌い?」



「さあね」


いつも通りはぐらかそうとしたのに…



「嫌い?」



潤んだ目で柄にもなく落ち込んでるから…