冷たい君の裏側に


ピピピピピピピピ


バンッッ


耳元で鳴る目覚ましを思いっ切り叩く。

「はあああああ」




大袈裟なため息をついて、ベッドから出る。


「暑~い!もおヤダ~!」


お母さんがうるさい!と叫ぶ。



ハイハイ、すいませんね~!

どうせバカだから柊に会えないんだもん!