冷たい君の裏側に


「一日も空いてないの?!」

「大会とかあるし…」 「毎日?」

「ここ一週間開いてるけど、未音補習じゃね?」


「……」

柊が指差すカレンダーの日付けを見て、何も言えなくなる。



どうしてあたしバカなんだろう。



「補習サボる!」
「ダメ。これ以上バカになってどうすんの」

柊があたしの18点のテストを指差す。

「う…」