外を歩く、誰かの足音。 革靴なのか硬い音が 窓越しに聞こえる。 ──────ピンポーン しつこくインターホンを 鳴らしても、私は毛布を 被って無視し続けた。 しばらくして静かに 鳴ったところで 毛布から顔を出す。 シャッ・・・ 「 なんだーいるんじゃん 」 冷たい風が髪を揺らして もう一度布団を頭まで被った。