一輝に手を引かれて 外に出ると、ドアは閉まって 「 ・・・・・綺麗 」 目の前の光景に思わず 声が漏れた。 一面に植えられた色とりどりの 花に歓声をあげながら 一輝に引かれて前へ進む。 「 写真、撮りたい! 」 私がそう言うと、一輝は 肩にかけていた私の鞄の中から 携帯を出して、