「 ・・・・ん 」 目を覚ますと、目の前はまだ 薄暗かった。 目を擦りながら体を起こして 見覚えのない部屋を見渡す。 昨日、あれから・・・? 優斗さんにつられて、なんだか 泣いちゃって、そのまま・・・ 「 寝ちゃってた? 」 優斗さん、運んでくれたのかな? 時間も分からないし、お礼も言いたいし、 広い寝室から出ようと、ドアを開けると 「 まぶしっ・・・! 」 リビングは日差しが差し込んでいた。