「馬鹿にしてなん…んン!?!?」
降ってきたキス。
さっきと違い、深く味わうようなキス。
「やめ…ん…」
「やめねぇよ??」
そう言って、また甘いキスを落とす。
考えてみれば、あたし達っておかしいのかもしれない。
普段は、幼馴染。
でも、学校では他人のフリ。
でも、他人のフリをしたからこそ、
気づけた事もたくさんあった。
これからも、こんな生活が続くんだろうか。
唇が離れる。
あたし達は、見つめ合う。
「光康…大好きだよ」
「知ってる」
そして、再び唇が重なりあい、
甘くて、優しい、とろけるようなキスをしたー…
END…


