「これで、いいんだな??」 親父からの質問。 「はい」 迷わず言える。 「真由さん!」 「はいッ!?!?」 「…親父??」 「これからも、この馬鹿息子をよろしくお願いします」 「わかりました」 …なんか、このやり取り腹立つな… でも… 「親父、大嫌いなんて言ってゴメン…」 「いいんだよ、誰でも、そういう時期あるだろう」 そう言ってから、親父は中野の方へ向く。 泣いていたんだろう。 顔が涙でグチャグチャだ。